セゾン投信さんを取材してきました。
- 投資を行なう上で、適切な割合はどのくらいですか?
例えば、1,000万円余裕資金がある場合、預金○○%、日本株式に○○%、投資信託に○○%などお考えになっている理想的なポートフォリオをご教示ください。 まず、10年以内に使う必要がある資金は預金に回すことをお勧めいたします。
その上で、ローコストの投資信託を活用して積立で国際分散投資を行うことをお勧めいたします。 資産の配分比率は想定されている投資期間により異なりますので参考例を提示させていただきます。投資期間30年、40年:株式100%でも良いと思います。
投資期間20年程度:株式を中心に債券も20〜30%程度組合わせても良いと思います。
投資期間20年未満:株式と債券に半分程度位が良いと思います。
- 投資信託に疎く申し訳御座いませんが、投資信託というのは、買いからしか購入できないのですか?
売りもできれば、つなぎによって、購入平均値を優位に持っていく方法も試せるのですが、如何ですか? 投資信託の場合、事前のご購入代金をお振込みいただいた後に「買い」のご注文をいただく形になります。
- 投資信託と一言でいっても無数にあり、また種類としても、ノーロードファンドやインデックスファンド、海外ETFなどありますが、セゾン投信さんで提供されている「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、どの種類に属しており、主たる特徴を教えてください。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは分類ではファンド・オブ・ファンズになります。
ファンド・オブ・ファンズとはファンド(投資信託)に投資するファンド(投資信託)のことであり、当ファンドはバンガードの8本のインデックスファンドに投資しています。
投資対象ファンドを通じて世界30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資することが出来ます。
また、販売手数料無料のノーロードファンドであり、保有期間中に実質的にご負担いただく信託報酬は年0.74%±0.03%と低く抑えられています。
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、信託保全など、担保されているのですか?
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに限らず投資信託の信託財産(投資信託の投資している株式や債券等)は信託銀行で分別管理されております。よって、仮に運用会社や販売会社が破綻しても投資信託の信託財産は保護されます。
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- 実際、運用を行なう、バンガード・グループについて教えてください。
主に、インデックスファンドにお強いようですが、投資手法としては、安いときに買って、高値で売る方法で宜しいですか?空売りはやらないのですか? バンガードは世界最大級の投信会社であり、運用資産残高は約153兆円(1兆9,000億ドル 1ドル80円換算 2011年6月末現在)と日本の公募投信市場(約66兆円 2011年6月末現在)の2倍以上の残高を運用しています。
また、バンガードは1976年に世界で初めて個人投資家向けのインデックスファンドを設定した会社でもあります。
インデックスファンドはインデックス(有名なインデックスは日経平均、TOPIX、S&P500など)と同じ値動きを目指すファンドです。
その運用手法はインデックスを構成する銘柄を全て保有する方法、構成銘柄の一部を抽出しインデックスと同じ値動きを目指すものなどがあり、インデックスと乖離しないように運用する手法に各社の独自のノウハウがあります。
- 年間信託報酬が0.03%〜0.74%(税込)となっていますが、現在は、お幾らですか?
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのお客様が実質的にご負担いただく信託報酬は年0.74%±0.03%となっております。株式および債券の地域別の組入れ比率が固定ではなく、定期的に見直していることから±0.03%の幅があります。
- 世界に幅広く分散投資とありますが、主に欧米への投資割合が多いと思います。
欧米への投資比率が多い理由は、株式については株式市場の時価総額、債券については発行残存額面に応じて資産配分を行っていることによるものです。そのような配分を行った理由としては、インデックス投資が現在の価格を受け入れて投資するものである以上、現時点で投資可能な資産に対して出来るだけ幅広く分散するためには、時価総額に応じた配分が適しているとの判断によるものです。
債券についてはバンガード社が新興国債券のインデックスファンドを用意していないことから更に欧米の比率が高くなっています。
成長が期待される新興国について、もっと配分を増やすべきとのご意見も頂きますが、将来的に新興国の株式市場の規模が大きくなることが確実であったとしても、一般的に株式市場の規模の拡大は、現在上場している企業の値上がりによるものというよりもむしろ今後新規に上場する企業の増加による貢献分が大きいと認識しており、市場規模の拡大に応じて投資比率を拡大していくことが分散投資の観点からは適切ではないかと考えております。
- その上で、欧米の商品を購入するということで米ドル建てorユーロ建てで購入されておりますが、(太平洋、新興国も米ドル建て)上記でしたら、購入の際の為替手数料、換金の際の為替手数料、と購入手数料が日本円建ての投資信託よりかかる認識で宜しいですか?
米ドル建て、ユーロ建てのファンドに投資する際は、弊社にて円を外貨に替えて投資を行っていますので、その際の売値と買値の差が実質的なコストとして掛かって参ります。
ただ、大口の取引となりますので、為替取引を行う際には複数の為替銀行に同時に引合いを行い、最も良いレートで取引を行うようにしております。(送金1回毎に固定の送金手数料は発生しますが為替手数料はありません。)
米ドル、ユーロ以外の外貨に投資するもの(新興国の株式など)については、投資先のバンガードファンドが更に現地の通貨への為替取引を行いますので、その分のコストが追加で発生します。
また、換金の際にも購入の際と逆の流れとなりますので、同様のコストが掛かってきます。 実際の現時点でのファンドの運用におきましては、ファンドの買い付けと解約がそれぞれ発生していますので、ファンドの中で資金の流れが、ある程度相殺されますので、必ずしもお客様の購入と換金に応じてコストが発生する訳ではありません。
- また、世界通貨安競争をしている中、日本銀行、政府は全く円高対策をしていないゆえ仮に、投資成績が良くても、為替状況によっては利益がすべて無くなるのではないかと思うのですが、この点どう思われますか?
為替についてはまず、長期的(10年以上)には購買力平価によってある程度説明出来ると考えています。
この観点から考えると長期的には相対的にデフレの通貨は上昇し、インフレの通貨は下落するため、現在のような、円高の状況が出現していると考えます。
よって、海外よりも日本の物価上昇率が低い状況を仮定すると、株価や債券投資からの収益のうち物価の上昇率の差の部分は為替レートの増価によって、長期的には相殺されてしまうものと考えますが、株式であればリスクを取ったことによる対価の部分、債券であれば実質金利の部分の収益は期待できるものと考えております。
また、デフレの国ではインフレによる名目金額の嵩上げが期待出来ないため、名目上の投資リターンは低くなります。
- 付けくわえて、新興国に目を向けても、金融収縮で、各国の金融機関は海外投資から手を引いているので、新興国の成長率も鈍化すると推測されます。 この点についても如何ですか?
新興国に限らない話ですが、投資のリターンは現時点で期待されている収益と将来実際に実現する収益(正確に言うと将来実際に実現する収益の現在価値)の差になります。
つまり、投資を行う際には、現在期待されている収益に対して、将来どのような成長が期待されるかということを考えるのが大事だと考えます。具体的には高い成長が期待される新興国であっても、現時点での期待(株式であれば株価)が将来の成長を上回っているのであれば、その投資は成功しません。
逆に言うと、将来への期待が高まっている時よりも、将来への不安が強い時の方が長期的な視点で考えると投資の良い機会であると考えます。
また、株式などのリスク商品の収益は、一般に忌避されるリスクを受け入れることにより、期待されるリターンに対して相対的に安価に資産を取得できることから得られるものと考えております。
よってリスクを取ることで高い収益が期待できるという関係は、人の性質に基づく普遍的なものですので、長期的な視点では、経済の情勢にあまり大きく影響されることはないと考えています。
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- 実際、公開されている運用状況も元本割れしていますが、上記のような影響があるのでしょうか?
当社の2本のファンドの設定は2007年3月ですが、この時点では円キャリートレードの増加などにより、海外よりも日本の物価上昇率が低い状況にも関わらず円安基調となっておりました。
その後のリーマンショックや金融危機をきっかけに円安の修正が進んだことがファンドの基準価額下落の主な要因となっています。
- 投資に疑問があったり、質問の際には、電話やメールで問いあわせできますか?
投資に関する疑問、当社の商品、サービスに関するご質問は当社お客様窓口(TEL:03-3988-8668 9:00〜17:00 土日祝日、年末年始を除く)にてお電話で承っております。
- お客様の半数以上が30代〜40代だとお聞きしました。 養育費など最もお金を使う年代にも関わらず、投資に積極的ということは、将来に不安をもっていると思われますか? お客様と接していて、感じることを教えてください。
当社では30代〜40代のお客様は6割程度を占めます。また、30代のお客様の積立利用率は約70%、40代では約65%と高いことから、将来に備えて早い段階から資産形成をはじめられているものと思います。その背景には年金問題など将来への不安も少なからずあるものと思います。
- 他の証券会社では、投資信託が数百本あったりするのですが、そういった、証券会社とセゾン投信さんとの違い・特徴はなんですか?
当社では「長期投資」「分散投資(国際分散、時間分散)」「低コスト」をコンセプトにお客様の資産形成には適正なコストの国際分散型投資信託を主に積立でご購入いただきたいと考えております。
当社が扱う商品はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとセゾン資産形成の達人ファンドの2本ですが、お客様の長期的な資産形成に適した商品として当社が自信をもってお勧めできるものだけを運用、販売しています。
- 投資に興味がある方にアピールをお願いします。
セゾン投信では6割以上のお客様が積立を活用されて資産形成をはじめておられます。当社ではお客様が普段お使いの銀行口座から引落しできるので振込みなどの手間がかからず大変便利です。
将来のための資産形成をお考えの方は、ぜひ資料請求してください。

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